コンブレタスタチンA4(CA4)は,南アフリカに生育するアフリカブッシュウィロウ(Combretum caffrum)から抽出された化合物で,抗腫瘍活性を有します1)。CA4はチューブリン二量体に結合して微小管重合を阻害し,内皮細胞の有糸分裂を停止してアポトーシスへ誘導することが分かっています1,2)。CA4のリン酸誘導体であるコンブレタスタチンA4リン酸二ナトリウム(CA4P)は水溶性の前駆体で,代謝によりCA4に変換されます3)。CA4Pを用いた研究により,血管内皮カドヘリンを阻害することで腫瘍血管新生時の内皮細胞に多大な影響を及ぼすことが明らかにされています4,5)。最近ではブラジルに生育するCombretum leprosumからもCA4が抽出されています6)。また,様々なCA4誘導体も合成されており,これらの腫瘍活性評価が行われています7,8)。
(本製品は試薬であり,試験・研究用のみにご使用ください。)
システムメンテナンスのお知らせ 2025年5月24日(土) 午後12:15 ~ 11:55:当時間帯は当ウェブサイトがご利用いただけません。ご不便をおかけして申し訳ありませんがご理解のほどよろしくお願いいたします。
HPMCカプセル試薬トライアルキャンペーン|募集中新設・移設研究室サポートプログラム|キャップ天面の二次元コードで製品書類簡単取得|[製品ハイライト] 免疫染色に有用な… |◆TCIウェブサイトのご案内◆|※ その他のお知らせ・更新情報(2025.5.21更新)