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アルミニウム-ポルフィリン錯体を用いる重合の分子量制御

高分子の合成において分子量を制御することは、高分子材料の分子設計において極めて重要です。一例として相田らは、テトラフェニルポルフィリンから調製したアルミニウム-ポルフィリン錯体 ((TPP)AlX, 1)が、さまざまなモノマーに対し、分子量分布の狭い高分子を合成する優れた開始剤になることを見いだしています。この1を開始剤とする重合では、一度重合が停止した後、モノマーを供給すると再び重合が進行して分子量が増加します。一方、異なるモノマーを追加した場合はブロックコポリマーが生成します。この重合法の最大の特徴は、分子量分布の狭い高分子を重合できる点にあります。

アルミニウム-ポルフィリン錯体を用いる重合の分子量制御

文献

  1. T. Aida, R. Mizuta, Y. Yoshida, S. Inoue, Makromol. Chem. 1981, 182, 1073.
  2. T. Yasuda, T. Aida, S. Inoue, Macromolecules 1984, 17, 2217.
  3. S. Asano, T. Aida, S. Inoue, J. Chem. Soc. Chem. Commun. 1985, 1148.
  4. Y. Watanabe, T. Yasuda, T. Aida, S. Inoue, Macromolecules 1992, 25, 1396.
  5. M. Komatsu, T Aida, S. Inoue, J. Am. Chem. Soc. 1991, 113, 8492.
  6. H. Sugimoto, M. Kuroki, T. Watanabe, C. Kawamura, T. Aida, S. Inoue, Macromolecules 1993, 26, 3403.

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