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BF3·Et2Oをフッ素源とするPhIOを介した分子内アミノフルオロ化反応
Zhangらはホモアリルアミン類の分子内アミノフルオロ化反応による3-フルオロピロリジン類の合成を報告しています。本反応は3価の超原子価ヨウ素化合物であるPhIOを酸化剤に用い,フッ素源としてBF3·Et2Oを用いて室温下で反応を行っています。本報告によれば,BF3·Et2OはPhIOを活性化させて三員環ヨードニウムイオン中間体を形成させるほか,環状カルボカチオン中間体へのフッ素源としての役割も担っています。