Maximum quantity allowed is 999
注文本数を選んでください。
製品情報 > 今週のTCIトピックス > 今週のTCIトピックス 2013年 >
トシルヒドラゾンを経由するカルボニル化合物の脱酸素ヒドロフッ素化反応によるフルオロアルカンの合成
Yadavらは,トシルヒドラゾンを経由するカルボニル化合物の脱酸素ヒドロフッ素化反応について報告しています。それによれば,種々のアルデヒドやケトンをトシルヒドラジドと反応させてトシルヒドラゾンを生成し,次いでこれをトリエチルアミン三ふっ化水素酸塩と反応させることにより,対応するモノフルオロアルカンを高収率,高純度で得ています。この反応は幅広い基質に適用可能で,簡便な操作によりワンポットでフルオロアルカン類に変換できることから,有用な方法として注目されています。
文献
FLUOLEAD™を用いるアシル基およびチオカルボニル基のフッ素化ではgem-ジフルオロ化物が得られます。相補的な反応としてご検討いただけます。
» B3664 FLUOLEAD™
» フッ素化剤,含フッ素ビルディングブロック,含フッ素生理活性化合物