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CAS RN: 29767-20-2 | 製品コード: T3109
Teniposide
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| 製品コード | T3109 |
| 純度（試験方法） | >98.0%(HPLC) |
| 分子式・分子量 | C__3__2H__3__2O__1__3S = 656.66 |
| 物理的状態（20℃） | 固体 |
| 保管温度 | 冷凍 (-20°C) |
| 避けるべき条件 | 熱 |
| 容器 | 100MG-インナービン (ガラスビン，プラスチックチューブ) （画像を見る）, 20MG-インナービン (ガラスビン，プラスチックチューブ) （画像を見る） |
| CAS RN | 29767-20-2 |
| Reaxys Registry Number | 7108452 |
| PubChem Substance ID | 253662241 |
| Merck Index(14) | 9145 |
| MDL番号 | MFCD00866516 |
規格表
| 外観 | 白色～ほとんど白色粉末～結晶 |
| 純度(HPLC) | 98.0 area%以上 |
| 比旋光度 [a]20/D | -107.0 ～ -115.0 deg(C=1, ｸﾛﾛﾎﾙﾑ:ﾒﾀﾉｰﾙ=9:1) |
物性値（参考値）
| 融点 | 247 °C(dec.) |
| 比旋光度 [α]D | -111° (C=1,CHCl3:MeOH=9:1) |
| 極大吸収波長 | 283(MeOH) nm |
| 水への溶解性 | 不溶 |
| 水への溶解度 | 5.9 mg/l 25 °C |
GHS
| 絵表示 |
|
| 注意喚起語 | 危険 |
| 危険有害性情報 | H361 : 生殖能又は胎児への悪影響のおそれの疑い。 H371 : 臓器の障害のおそれ H372 : 長期にわたる、又は反復暴露による臓器の障害。 H341 : 遺伝性疾患のおそれの疑い。 H350 : 発がんのおそれ。 |
| 注意書き | P501 : 残余内容物・容器等は産業廃棄物として適正に廃棄すること。 P260 : 粉じん／煙／ガス／ミスト／蒸気／スプレーを吸入しないこと。 P270 : この製品を使用するときに，飲食又は喫煙をしないこと。 P202 : 全ての安全注意を読み理解するまで取り扱わないこと。 P201 : 使用前に取扱説明書を入手すること。 P264 : 取扱い後は皮膚をよく洗うこと。 P280 : 保護手袋/保護衣/保護眼鏡/保護面を着用すること。 P308 + P311 : ばく露又はばく露の懸念がある場合：医師に連絡すること。 P405 : 施錠して保管すること。 |
法規情報
| RTECS# | KC0180000 |
輸送情報
利用例
アデノ随伴ウイルス(AAV)ベクターによる形質導入のエンハンサー
テニポシドは組み換えアデノ随伴ウイルス(AAV)による形質導入の向上効果を示します1)。
文献
- 1) Identification and validation of small molecules that enhance recombinant adeno-associated virus transduction following high-throughput screens
利用例
トポイソメラーゼII阻害剤，テニポシド
テニポシド (VM26) とエトポシド (VP16-213) [E0675] はアルカロイドのポドフィロトキシン [P1771] から化学合成した半合成誘導体です。テニポシドとエトポシドはトポイソメラーゼII阻害剤で，同様の作用を示す化合物にドキソルビシン [D4193] やダウノルビシン [D4532] があります。トポイソメラーゼIIはDNA複製，染色体凝縮および染色体の分離に必須の酵素です。トポイソメラーゼII阻害剤は二本鎖DNAの切断部位に深く入り込み，細胞分裂周期をG2期で止める作用を有します。この作用故に，トポイソメラーゼII阻害剤は抗がん剤として広く用いられています。テニポシドは急性リンパ性白血病 (ALL) 治療に用いられています。(本製品は試薬であり，試験・研究用のみにご使用ください。)
文献
- The podophyllotoxin derivatives VP16-213 and VM26 (a review)
- The clinical pharmacology of etoposide and teniposide (a review)
- Clinical applications of anticancer drugs targeted to topoisomerase II
- Podophyllotoxin (a review)
- Podophyllotoxin derivatives: current synthetic approaches for new anticancer agents
- DNAトポイソメラーゼ阻害剤と耐性
PubMed Literature
記事/パンフレット
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