CAS RN: 313-67-7 | 製品コード: A3599

Aristolochic Acid

純度（試験方法）: >95.0%(T)(HPLC)

別名:

アリストロク酸
アリストロキア酸
8-メトキシ-6-ニトロフェナントロ[3,4-d][1,3]ジオキソール-5-カルボン酸
TR 1736
8-Methoxy-6-nitrophenanthro[3,4-d][1,3]dioxole-5-carboxylic Acid

製品書類：

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基本情報 | 規格値・物性値 | 法規情報 | 利用例

包装単位	価格	埼玉県(川口)倉庫	兵庫県(尼崎)倉庫	その他の倉庫	出荷情報
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・弊社では常に保管条件を最適化するための見直しを行っています。最新の製品保管条件はホームページ上に記載されたものとなりますので、ご了承ください。

基本情報

製品コード	A3599
純度（試験方法）	>95.0%(T)(HPLC)
分子式・分子量	C__1__7H__1__1NO__7 = 341.28
物理的状態（20℃）	固体
保管温度	冷蔵 (0-10°C)
不活性ガス充填	不活性ガス充填
避けるべき条件	空気,湿気（吸湿）,熱
CAS RN	313-67-7
Reaxys Registry Number	345159
MDL番号	MFCD00004996

規格値・物性値

規格表

外観	白色～黄色粉末～結晶
純度(HPLC)	95.0 area%以上
純度(中和滴定)	95.0 %以上
NMR	構造を支持

物性値（参考値）

融点

278 °C

法規情報

GHS

絵表示
注意喚起語	危険
危険有害性情報	H301 : 飲み込むと有毒。 H350 : 発がんのおそれ。
注意書き	P501 : 残余内容物・容器等は産業廃棄物として適正に廃棄すること。 P270 : この製品を使用するときに，飲食又は喫煙をしないこと。 P202 : 全ての安全注意を読み理解するまで取り扱わないこと。 P201 : 使用前に取扱説明書を入手すること。 P264 : 取扱い後は皮膚をよく洗うこと。 P280 : 保護手袋/保護衣/保護眼鏡/保護面を着用すること。 P308 + P313 : ばく露又はばく露の懸念がある場合：医師の診断/手当てを受けること。 P301 + P310 + P330 : 飲み込んだ場合：直ちに医師に連絡すること。口をすすぐこと。 P405 : 施錠して保管すること。

法規情報

RTECS#

CF3325000

輸送情報

UN番号	UN2811
クラス	6.1
包装等級	III

利用例

アリストロキア酸：発がん性、変異原性、および腎毒性を有するファイトケミカル

ウマノスズクサ科 (Aristolochiaceae) 植物は、腎臓や泌尿器の疾病治療薬として伝統的に用いられてきた生薬として知られています。その成分であるアリストロキア酸は、発がん性、変異原性、および腎毒性を有することが報告されています。1994年に、Vanherweghemらが、進行性の腎間質線維化の原因の一つが、使用された生薬に含まれるアリストロキア酸であることを報告しました¹⁾。その報告以来、アリストロキア酸は、アリストロキア酸腎症 (ANN: Aristolochic Acid Nephropathy) と呼ばれている進行性の腎間質線維化の発症や、ANN患者における尿路上皮がんとの関連が報告されています^2-5)。(本製品は試薬であり、試験・研究用のみにご使用ください。)