Cyanine3、Cyanine5、Cyanine5.5、Cyanine7およびIndocyanine Green (= ICG)(製品コード:I0535)のようなシアニン色素は、生物学的用途で重要な化合物です。その中でも、ヘプタメチンシアニン色素であるICGは、近赤外ウインドウ(約800 nm)に吸収波長と発光波長を有し、心拍出量・肝機能・肝臓・胃の血流の測定、また眼科血管造影のために使用されています。しかしながら、ICGは組織に非特異的であり、ある特定の組織を染色することはできません。一方、へプタメチンシアニン色素に官能基を導入し、それを介した抗体などのタンパク質とのコンジュゲーション体を、特定の病気の診断、特定の組織での薬物放出や蛍光ガイド手術(Fluorescence-guided surgery)に利用する研究が行われています1-6)。特にモノクローナル抗体(mAb)との複合体であるNIRフルオロフォアーmAb複合体(NIR fluorophore-mAb conjugates)は、腫瘍ターゲティングのための造影剤として有用です。このような抗体などとのコンジュゲーション可能な近赤外色素として、ICGのポリメチン骨格部分にカルボキシ基が付加された構造を有するシアニン色素を紹介します7,8)。ICG Carboxylic Acid(製品コード:O0574)は溶解性や生体分子との特異的反応性などを始めとして、ICGとは近しくも異なる特徴を有する近赤外色素としての利用が期待できます。例えば、ニトロレダクターゼによって蛍光をターンオンできる細胞低酸素イメージング剤が報告されています9)。
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