「TOMEI」を用いた植物透明化手法は,東京理科大学の松永らにより開発されました。モデル植物であるイネやシロイヌナズナを,わずか数時間で透明化することが可能です。この手法を用いることで,より深部の内部構造をより明瞭に観察できます。
詳しくは,「植物を短時間で透明化する試薬 TOMEI」のページをご覧ください。

図1. TOMEIにより透明化したイネ(左)とシロイヌナズナ(右)
一方,蛍光タンパク質の観察へ特化させた「improved TOMEI (iTOMEI)」は,透明化の簡便さと明瞭に蛍光タンパク質を検出する機能を併せ持つ透明化手法です。
詳しくは,「蛍光タンパク質観察に最適な植物透明化試薬 iTOMEI」のページをご覧ください。

図2. iTOMEI処理前後のシロイヌナズナ比較画像
(左)処理前,(右)iTOMEI処理により透明化されたシロイヌナズナ
植物透明化試薬iTOMEIの使用方法動画