text.skipToContent text.skipToNavigation

Maximum quantity allowed is 999

注文本数を選んでください。

スフィンゴ糖脂質分解酵素 エンドグリコセラミダーゼ

エンドグリコセラミダーゼ(EGCase)はスフィンゴ糖脂質に特異的に作用し、糖鎖と脂質の間のグリコシド結合を加水分解する酵素です。
伊東らが開発した放線菌Rhodococcus由来エンドグリコセラミダーゼは、界面活性剤の存在下で糖脂質をオリゴ糖と脂質(セラミド)に加水分解するエンド型です1)。リコンビナント化されたrEGCase II(製品コード:R0242)は、細胞から破砕抽出した糖脂質由来の糖鎖構造解析用サンプルを調製する際に用いられ、酵素発見から現在まで実績があります2)。また、rEGCase I(製品コード:R0240)は、植物性グルコシルセラミドにも作用して、セラミドを遊離することができます3)。一方、界面活性剤を添加できない生細胞の細胞表面オリゴ糖を切り出す場合は、界面活性剤の代わりになる酵素活性化タンパク質(Activator II)との混合製品である、アクティベーターII支援型のrEGCase II(製品コード:R0243)やrEGCase I(製品コード:R0241)が有効です4,5)

製品

R0240
rEGCase I
R0242
rEGCase II
R0241
rEGCase I assisted by Activator II
R0243
rEGCase II assisted by Activator II

本製品は九州大学からのライセンスを受けて製品化したものです。

ページトップへ

EGCaseの作用(Ganglioside GM1を例に)

EGCaseの作用

ページトップへ

EGCaseを用いたGM1の加水分解反応例

EGCaseは界面活性剤の存在下において活性を示します。
Activator IIは界面活性剤非存在下でEGCaseを活性化するタンパク質であり、EGCaseと組み合わせることで生理的条件下での使用が可能となります。

EGCaseを用いたGM1の加水分解反応例

ページトップへ

rEGCase IおよびrEGCase IIの基質特異性

rEGCase I, rEGCase IIの基質特異性

Each substrate (4 nmol) was incubated with EGCase and 0.1% Triton™ X-100 at 37°C.


これらのデータは九州大学 伊東信教授および石橋洋平博士からご提供いただきました。

ページトップへ

EGCase Iを用いた天然クルード産物中の糖脂質に対する切断・分析例

サンプル : 植物由来糖脂質抽出物

植物由来糖脂質抽出物にはグルコシルセラミドを中心としたスフィンゴ糖脂質の混合物である天然のセラミドが含まれ、スフィンゴシン・脂肪酸の炭素数の違い、二重結合の有無等により分子種に多様性があります。
本法ではそれら複数の分子種をEGCase Iにより一斉に加水分解しており、質量分析により、加水分解による単糖の遊離に相当する分子量が変化していることが確認されます。

EGCaseを用いたGM1の加水分解反応例

ページトップへ

参考文献

ページトップへ

セッション情報
セッションの残り時間は10分です。このまま放置するとセッションが切れてホーム(トップページ)に戻ります。同じページから作業を再開するために、ボタンをクリックしてください。分です。このまま放置するとセッションが切れてホーム(トップページ)に戻ります。同じページから作業を再開するために、ボタンをクリックしてください。

セッションの有効時間が過ぎたためホーム(トップページ)に戻ります。