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タンパク質アルギニンメチルトランスフェラーゼ阻害剤
山中らが体細胞から多能性幹細胞への再プログラミング因子Oct4、Klf4、Sox2、及びcMycを同定して以来1)、iPS (inducing pluripotent stem)細胞を樹立するための技術が開発されてきました。小分子と2-3種類の転写因子あるいはOct4の1因子を組み合わせることによって、神経前駆細胞や線維芽細胞から再プログラミングが引き起こされることが報告されています2,3)。
AMI-5 (1)は色素としてのみならず、蛋白質アルギニンメチルトランスフェラーゼ(PRMT1)の阻害剤としても知られています(Table 1)4)。Yuanらは、1がTGF-β阻害剤のA 83-01と組み合わせることによって、マウス胚性線維芽細胞のOct4で誘導される再プログラミングを可能にすることを報告しています5)。
* 1はTetrabromofluoresceinあるいはEosin Yとしても広く知られています。
Table 1. IC50 of 1 4)
文献
- 1) Induction of pluripotent stem cells from mouse embryonic and adult fibroblast cultures by defined factors
- 2) Reprogram or reboot: Small molecule approaches for the production of induced pluripotent stem cells and direct cell reprogramming
- 3) Small molecules and small molecule drugs in regenerative medicine
- 4) Small molecule regulators of protein arginine methyltransferases
- 5) Brief report: Combined chemical treatment enables Oct4-induced reprogramming from mouse embryonic fibroblasts
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