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Endo-MとGlycosynthaseを使った抗体医薬への均一糖鎖の転移

抗体医薬へ均一糖鎖を転移することに成功!

近年,疾患治療薬としての抗体医薬への期待が高まり,製造技術の進歩が求められていますが,抗体医薬の糖鎖構造の不均一性の問題は長い間解決されていませんでした。
弊社では,既に試薬製品化しているEndo-MとGlycosynthaseを用い,コアフコースの無い抗体医薬に均一な糖鎖を転移することに成功しました。

Endo-MとGlycosynthaseを使った抗体医薬への均一糖鎖の転移

実験例

Endo-Mによる不均一な糖鎖の切断,Glycosynthaseによる均一なシアリル化N型糖鎖の転移は,非還元条件下で行いました。 反応の追跡には還元条件下のキャピラリー電気泳動(1) とSDS-PAGEを用い(2A),転移後の糖鎖の非還元末端にあるシアル酸はシアル酸結合レクチンを用いたレクチンブロット法で確認しました(2B)。

1. キャピラリー電気泳動による各反応の追跡


抗体医薬Aの糖鎖切断後とシアリル化N型糖鎖転移後を比較したところ,L鎖のピークには変化がほとんど見られず,H鎖のピークはシフトしていることが確認できました。

2. レクチンブロット法によるシアル酸の検出

レクチンブロット法によるシアル酸の検出


A) SDS-PAGE
抗体医薬Aの糖鎖切断後とシアリル化N型糖鎖転移後を比較したところ,L鎖のバンドには変化がほとんど見られず,H鎖のバンドはシフトしていることが確認できました。

B) レクチンブロット法
シアル酸認識レクチンであるSSA (Sambucus sieboldiana agglutinin) を用いました。 シアリル化N型糖鎖転移後のH鎖が,強く反応して いることが確認できました。

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参考文献

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バイオ医薬品の研究開発に
TCIの「Endo-M」「Glycosynthase」「合成糖鎖」をお役立てください

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